
「男が美容医療ってやりすぎじゃない?」と思ってた
脱毛がある程度落ち着いた頃、鏡を見ていてふと気になったのがニキビ跡と肌の毛穴の開き。
SNSでは「ダーマペン4」が流行っていて、肌がキレイになるって話題になってたけど、正直に言うと、当時の僕は美容医療に踏み出すのをためらってた。
「美容医療って、女性専用の世界でしょ?」
「男が美容クリニックに行ったら浮くんじゃないか…?」
「そこまでやるのって芸能人くらいじゃない?」
こんなふうに思って、なかなか一歩を踏み出せなかった。
当時は今みたいに“メンズ美容”なんて言葉もほとんど無かったし、男性専門の美容クリニックも見かけなかった。自分が行くなんて、想像すらしてなかったんだよね。
でも、ニキビ跡がどうしても気になって。
脱毛で清潔感が出てきたぶん、肌の粗さが余計に目立つように感じてきた。
「行ってみるか…」
そう思って、ついに僕は人生で初めて、美容クリニックの予約ボタンを押した。
最初の壁は「どのクリニックが正解かわからない」ことだった
行こうとは思ったものの、どこが良いクリニックなのか、何を基準に選べばいいのか、全然わからなかった。
ネットで調べまくって、口コミを読んで、料金を比較して…。
信頼できそうなクリニックを選んで、なんとか予約を完了。
当日は正直、緊張してた。
受付で「男が来た…って思われないかな」とか、意味もなくソワソワしてたけど、実際に行ってみると受付の人もカウンセラーの方もすごく丁寧で、安心できた。
「男性のお客様、増えてきましたよ」
そう言ってもらえたことで、ちょっと気が楽になったのを覚えてる。
僕が最初に受けたのは「ヴェルベットスキン」
初めての施術は、ダーマペンとマッサージピールを組み合わせた“ヴェルベットスキン”。
まず麻酔クリームを塗って15〜30分ほど待機。その後、顔全体にダーマペンで微細な針を刺していく。
痛みは正直、ヒゲ脱毛のほうが全然痛い。だから麻酔もあるし全然我慢できるレベルだった。
ちなみに、ダーマペンの針の深さは部位によって変わるんだよね。
例えば、ニキビ跡が気になる頬は1.5〜2mm、額などの皮膚が薄い部位は0.8〜1.0mmが一般的と言われてる。
ただし、ヴェルベットスキンの場合はダーマペンの後にマッサージピールをするから深くは刺せなくて、実際に僕が受けた時は0.6mmくらいだった。
それでもしっかり2周、丁寧に施術してもらえたよ。
で、そのあとが問題。
マッサージピールを塗り込んでもらうと…「顔が焼けるほど痛い!」。
説明でも「ヒリヒリします」と言われてたけど、想像の3倍ぐらい痛かった(笑)
でも施術直後に鏡を見せてもらったとき、顔は真っ赤。
日焼けというよりも、軽い火傷に近い見た目だった。
ダウンタイムはあるけど、それ以上に「肌が変わる」実感がすごかった
施術後はマスクと帽子は必須。赤みが目立つから外では隠すのがマナーだし、日焼けも厳禁だからね。
その後の1週間はちょっと独特な感覚が続いた。
顔がつっぱる感じ、自分の肌じゃないような違和感、スキンケアが浸透していかない感覚。
さらに、2〜3日後から皮がポロポロと自然にめくれてくる。
無理に剥がすと傷になるから、自然に剥けるのを待つしかない。
でも、そこを越えた1週間後——
自分史上、一番キレイな肌になってた。
鏡を見るのが楽しくなるって、こういうことかと思った。
毛穴も引き締まって、トーンも明るくなって、何より「肌が整ってる」って感じがしたんだ。
ここから僕は「美容医療」にハマっていく
ダーマペンはそこから6回ほど受けた。
キレイパスというアプリを使えば安くて評判のいいクリニックも見つけやすいから、色々なところに行ってみた。
ただ注意点として、そのクリニックでダーマペンが初回の場合、針の深さが1.0mm以上はNGになることがある。
深く刺す施術が全部ダメってわけじゃなくて、安全性のために深さを制限されることがあるってこと。
しっかり効果を出したいなら、同じクリニックで通うのがおすすめ。
肌の状態を把握してくれてるから、針の深さも薬剤も相談しやすいし、経過も見てもらえる。
そしてダーマペンの次に受けたのが「ポテンツァ」。
これがもう、別次元だった。
ポテンツァは“高いけど最強”。ニキビ跡・毛穴への効果が神
ポテンツァはダーマペンの進化版。
針で肌に穴を開けつつ、RF(ラジオ波)を同時に照射して、皮脂腺を破壊したり、薬剤を深部まで届けたりしてくれる。
・ダウンタイムがほとんどない
・赤みも少ない
・効果がダーマペンより段違い
・当日からメイクOK(クリニックによる)
僕は「マックーム」という毛穴特化の薬剤でやったけど、明らかに肌の凹凸が滑らかになっていった。
もちろんダーマペンより痛いし、料金も2〜3倍するけど、それでも「受けてよかった」と心から思える施術だった。
実は美容医療デビューは「ホワイトニング」だった
話が前後するけど、実は美容医療で一番最初に受けたのはホワイトニング。
ヒゲ脱毛と並行して始めたんだよね。
もともと歯の黄ばみにコンプレックスがあって、
市販のホワイトニング歯磨き粉じゃ効果なくて、プロに頼った。
アナウンサーも通ってる有名サロンに行って、7回コースを契約。
20段階中、最初は下から4番目だった歯の色が、上から3番目までトーンアップしたんだ。
笑ったときの印象って、マジで変わる。
「垢抜け」って肌や髪だけじゃなくて、歯も大きいんだと実感した。
もし今、昔の僕と同じように悩んでる人がいたら伝えたい
「男が美容医療なんて…」
そう思ってる人、たくさんいると思う。でも、1回だけでいいから試してみてほしい。
ダーマペンでもホワイトニングでも、何でもいい。
“自分の見た目が変わる感覚”って、本当に人生が変わる一歩になるから。
僕はあの一歩があったから、今の自分の肌に自信が持てるようになった。
今では人に「肌キレイだね」って言われることもあるし、写真も笑って写れるようになった。
最初の一歩は、怖い。
でも、踏み出したら世界は全然違って見えるよ。
関連リンク
- ヒゲ脱毛のリアル体験記はこちら
- スキンケア初心者向けガイドはこちら
- [ポテンツァについては次回詳しく解説予定!]