
スキンケアしても肌が荒れるのはなぜ?
原因は“食べ物”だった話
「スキンケアをちゃんとしてるのに、なんで肌が荒れるんだろう?」
これは僕自身が何度も悩んできたことです。
化粧水も美容液もアイクリームも使ってるのに、ニキビや赤み、乾燥が繰り返される。
そのたびに「スキンケアのやり方が悪いのかな?」とか「やっぱり美容医療が必要なのかな?」と迷っていました。
でもある時、ふと気づいたんです。
**「もしかして、食べてるものが悪いのかも?」**と。
そこから少しずつ、毎日の食事を見直すようにしました。
甘いお菓子や揚げ物、パンやコンビニ食を減らして、発酵食品や野菜を増やしていくと…
肌の赤みが引いて、ニキビができにくくなったんです。
僕は専門家ではありません。
でも、体験として言えるのは「肌はスキンケアだけでは変わらない」ということ。
むしろ、**“肌は食べたもので作られる”**という言葉のほうがリアルだと感じています。
肌と腸内環境の知られざる関係
「腸活」という言葉を聞いたことがある人もいると思います。
実は腸内環境と肌の状態は、密接に関係しています。
腸内が乱れると、体にとって不要なもの(毒素や老廃物)がうまく排出されず、
それが**“肌荒れ”や“ニキビ”という形で外に現れる**ことがあるんです。
たとえば、脂っこい食べ物や添加物、糖分の多い食品ばかり食べていると、
腸内の善玉菌より悪玉菌が増えてしまい、便秘や体内の炎症が進行。
それが肌の赤みや乾燥、吹き出物につながる…というわけです。
つまり、「肌にいいこと=腸にいいこと」と言っても過言ではありません。
外からのスキンケアに加えて、内側からの“腸活”こそが本当のスキンケアかもしれないんです。
肌荒れを引き起こす食べ物5選
肌をキレイに保つためには、何を食べるかと同じくらい「何を避けるか」が大切です。
ここでは、僕自身の体験や調べてきた情報をもとに、肌荒れを引き起こしやすい食べ物を5つ紹介します。
① 砂糖の摂りすぎ|糖化で肌が老ける
甘いお菓子やジュース、菓子パン…つい手が伸びてしまう砂糖は、肌にとってかなりの“敵”。
砂糖を摂りすぎると体内で**「糖化」**という現象が起こります。
これは、余分な糖が体内のタンパク質と結びついて「AGEs(終末糖化産物)」という老化物質になること。
このAGEsは、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンを破壊したり、くすみやたるみの原因になります。
つまり、砂糖の摂りすぎ=老け顔への直行ルート。
僕はチョコやスイーツが大好きだったので、食べる頻度を減らすだけでも肌の赤みやテカリが軽減しました。
② 揚げ物・油っこい食べ物|酸化した脂が炎症を悪化
唐揚げ、とんかつ、ポテトフライ…。揚げ物は美味しいけど、酸化した油は肌にとってかなりの負担になります。
とくに外食やコンビニ食品に使われる「植物油脂」や「トランス脂肪酸」は、体内で炎症を起こしやすく、
結果としてニキビや吹き出物ができやすくなる原因に。
僕の場合、脂っこいものを食べた翌日に顎ニキビができることが多く、
揚げ物の頻度を落とすようにしてから、明らかに肌が落ち着きました。
③ 小麦製品|グルテンが腸を荒らす?
パン・パスタ・うどんなどの小麦製品に含まれる「グルテン」は、
腸内環境を乱す可能性があるといわれています。
人によっては、グルテンによって腸の粘膜に炎症が起こり、
栄養の吸収がうまくできなかったり、肌荒れにつながることも。
僕もパンが好きで朝食は毎日トースト派でしたが、
玄米おにぎりに変えたところ、お腹の張りが減って肌も穏やかに。
すべてを断つのは難しくても、「控える意識」だけでも十分効果があります。
④ 乳製品|ホルモンバランスや炎症に影響
牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品には、
ホルモンやタンパク質が含まれていて、肌荒れの引き金になることがあると言われています。
特に、男性ホルモン様の物質が含まれており、それが皮脂分泌を刺激してニキビや脂っぽさを助長することも。
僕はプロテインを選ぶとき、ホエイ(乳由来)からソイ(大豆由来)に変えたら、肌のベタつきが減りました。
⑤ 添加物・加工食品|腸内環境を乱す原因に
ハム・ソーセージ・インスタントラーメン・レトルト食品などに含まれる保存料・着色料・化学調味料。
これらの添加物は、長期的に見ると腸内環境に悪影響を与える可能性があります。
腸が荒れると、肌にも炎症や乾燥といった形でトラブルが出てきやすくなります。
僕も一時期、コンビニ飯中心の生活だったときはニキビが絶えませんでした。
肌にいい食べ物・栄養素5選
肌荒れの原因になる食べ物がある一方で、肌を内側から整えてくれる食べ物も確かに存在します。
ここでは、僕自身が意識的に摂るようにして効果を感じた食材や栄養素を5つ紹介します。
① 発酵食品(納豆・キムチ・味噌など)
腸内環境を整える代表的な食材といえば、やっぱり発酵食品。
納豆・キムチ・ヨーグルト(無糖)・味噌・ぬか漬けなどに含まれる乳酸菌や納豆菌は、
腸内の善玉菌を増やし、老廃物の排出や栄養の吸収をスムーズにしてくれます。
僕は毎朝納豆を食べるようにしていて、それだけで便通が安定し、肌も落ち着いた感覚がありました。
② ビタミンC・Eが豊富な野菜と果物
ビタミン類は、スキンケアでも意識している人が多いと思いますが、食事から摂ることが一番の基本です。
- ビタミンC → コラーゲンの生成を助ける/抗酸化作用(ピーマン、ブロッコリー、イチゴ、キウイなど)
- ビタミンE → 肌の血行を良くしてハリ感アップ(アボカド、ナッツ、かぼちゃ、モロヘイヤなど)
野菜や果物を1日2〜3種類以上取り入れるだけで、明らかに肌の“くすみ感”が違ってきます。
③ 良質なタンパク質(鮭・卵・豆腐など)
肌の原料は「タンパク質」。どれだけ保湿しても、そもそも肌の土台になる栄養が不足していたら意味がありません。
おすすめは以下のような“良質なたんぱく源”です:
- 鮭やサバなどの青魚(+オメガ3も同時に摂れる)
- 卵(必須アミノ酸がバランスよく含まれる)
- 大豆製品(豆腐・納豆・豆乳)
僕はサラダチキンばかり食べていた時期を見直し、魚・卵・大豆をバランスよく摂るようにしたら肌のツヤ感が出てきました。
④ オメガ3脂肪酸(アボカド・ナッツ・魚など)
肌の“乾燥”や“炎症”を抑える働きをしてくれるのがオメガ3脂肪酸。
いわゆる「良い油」と呼ばれる成分で、炎症を鎮め、肌のバリア機能をサポートしてくれる重要な栄養素です。
おすすめ食材は以下のとおり:
- アボカド
- クルミ・アーモンド(無塩タイプ)
- サバ・イワシなどの青魚
- 亜麻仁油・えごま油(加熱せずにサラダやスープにかける)
オイルを変えるだけで肌の乾燥が減り、かゆみや赤みが出にくくなったのを実感しました。
⑤ 食物繊維(野菜・海藻・きのこ類)
腸内環境を整えるうえで欠かせないのが食物繊維。
腸の働きを活性化させ、老廃物をしっかり排出してくれるので、肌荒れの“根本対策”に直結します。
- 野菜(ごぼう、ブロッコリー、モロヘイヤなど)
- 海藻(わかめ、ひじき、もずくなど)
- きのこ類(しめじ、えのき、しいたけ)
便秘が続くと肌荒れが悪化しがちだった僕にとって、毎日の野菜&きのこスープは肌管理の定番ルーティンになっています。
僕の食生活が肌を変えたリアル体験
正直、昔の僕は肌に良い食事なんて全く意識していませんでした。
朝は菓子パンとカフェラテ。昼はコンビニ弁当。夜は揚げ物と白米大盛り。
「肌荒れ=スキンケアでなんとかするもの」だと思っていたし、食事と肌を結びつけて考えることすらなかった。
でも、美容に本気で向き合いはじめてから、こう思うようになったんです。
「何を肌につけるか」よりも、「何を食べるか」「何を食べないか」の方が肌には効く。
コンビニ中心の食生活から自炊へ
僕の食生活が変わったきっかけは、肌荒れに加えてお腹の調子も崩しやすくなったことでした。
毎日なんとなく不調。肌もくすむし、ニキビも出る。体の内側から整えないとダメだと痛感しました。
そこから少しずつ、自炊や簡単な置き換えを始めました。
最初から完璧を目指したわけじゃなくて、「コンビニで納豆巻きを選ぶ」「パンをやめておにぎりにする」といったレベル。
でも、その小さな積み重ねが、肌に確実に出てくるんです。
僕が実践した朝昼夜の食事例
参考までに、肌を意識して改善したときのある1日の食事内容を紹介します。
【朝】
- 納豆+玄米ごはん
- 味噌汁(豆腐・わかめ・えのき)
- キウイ or バナナ
【昼】
- 鮭の塩焼き or 鶏むね肉のグリル
- 野菜たっぷりのスープ
- 雑穀米 or オートミール
【夜】
- 豆腐と野菜の炒めもの(オリーブオイル使用)
- ブロッコリー+アボカドのサラダ
- 納豆 or 味噌汁(夜も腸を整える意識)
この食生活に切り替えてから、頬の赤み・口まわりのニキビ・肌のザラつきが明らかに減少。
寝起きの顔もどこかスッキリして、ファンデやコンシーラーに頼らなくても気にならないレベルまで改善しました。
スキンケア・美容医療・サプリとの組み合わせも大事
食事だけではもちろん限界があります。
僕は同時に以下のような外側&内側のケアも組み合わせて行っていました:
- スキンケア(洗顔・化粧水・美容液・乳液の基本セット)
- サプリメント(ビタミンC・NAC・グルタチオンなど)
- 美容医療(フォトフェイシャル・ハーブピーリングなど)
でも、食生活を見直す前と後では、明らかに“効き方”が違ったんです。
それはきっと、肌の土台が整ってきたからこそ、外側からのケアもきちんと届くようになったんだと思います。
“実はNG”な肌に良さそうな食べ物
一見「肌に良さそう」と思って摂っていたものが、
**実は逆に肌荒れの原因になっていた…**というケースは意外と多いです。
僕自身もそうでした。ヘルシーなつもりで食べていたものが、実は糖分や乳製品の罠だったことに気づいた時は、かなりショックでした。
ここでは、そんな“思い込み注意”な食品を紹介します。
フルーツジュース|糖分過多に注意
「ビタミンCを摂るために、朝はオレンジジュース」
よくある習慣ですが、これはむしろ肌荒れを引き起こす原因になってしまうかもしれません。
市販のフルーツジュースは、果糖が多く含まれており、
飲みすぎると血糖値が急上昇し、糖化(=肌の老化)を引き起こすリスクがあります。
特に「濃縮還元タイプ」や「果汁100%」でも油断は禁物。
栄養というより“液体のお菓子”に近いイメージで、毎朝飲む習慣は見直したほうがいいかもしれません。
僕はジュースをやめて、代わりにキウイやいちごをそのまま食べるようにしたら、肌のテカリが明らかに減りました。
ヨーグルト|砂糖+乳製品のWリスク
「腸に良い」「肌に良い」として人気のヨーグルト。
確かに乳酸菌は腸内環境を整える面ではメリットがありますが、それ以上に注意すべきポイントが2つあります。
- 加糖タイプが多く、糖質過多になりやすい
- 乳製品そのものが炎症・皮脂の過剰分泌を促すことも
とくにコンビニやスーパーで売っている“フルーツ入りヨーグルト”は、
甘みをつけるために大量の砂糖が使われていることが多く、むしろ肌にとってはマイナス。
僕は無糖ヨーグルトに変え、それでも肌に違和感があったので今は控えるようにしています。
代わりに発酵食品は納豆やキムチで摂るようにしたら、腸内の調子も肌の状態も安定しました。
見た目やイメージだけで「良さそう」と思い込まず、
成分や食べ方までしっかり確認することが肌にとって大切だと実感しています。
肌荒れを防ぐために意識したい食事習慣
「肌に良い食べ物はわかったけど、そんなの毎日続けられないよ」
そう思う人も多いと思います。僕も最初はそうでした。
でも実は、**肌に良い食事は“完璧を目指す必要はない”**んです。
大事なのは「続けられる範囲で、少しだけ意識を変えること」。
そうすれば、肌は確実に応えてくれます。
コンビニ・外食でも選び方で差がつく
忙しい毎日、コンビニや外食を完全にやめるのは正直むずかしい。
でも、選び方次第で肌に与える影響は大きく変わります。
たとえばコンビニでも:
- パスタ→おにぎりやサラダチキン
- 菓子パン→玄米おにぎり+味噌汁
- スイーツ→無糖ヨーグルト or バナナ
- 揚げ物弁当→焼き魚+煮物弁当
外食では:
- 丼もの→定食(野菜・味噌汁・魚付き)
- ファストフード→そもそも避ける or 野菜メニューを追加
- 油物中心→蒸し料理や和定食にチェンジ
ちょっとした“選択”の積み重ねが、腸内環境を整え、肌の調子にも確実につながっていきます。
一気に完璧を目指さない。“控える”意識から
「小麦断ち」「グルテンフリー」「シュガーフリー」みたいな極端な制限って、たしかに効果はあるかもしれません。
でも、それをずっと続けられるか?といえば、現実的には難しい人がほとんど。
僕が効果を感じたのは、むしろ「減らす」「控える」意識を持ったときでした。
- 週5だった菓子パンを、週1にする
- 夜の揚げ物を、2日に1回にする
- 麺類ばかりだったランチを、ご飯中心に変える
完璧じゃなくていい。
7割くらい肌にいいことを意識できていれば、それだけで肌は変わってきます。
そして気づけば、それが習慣になって、当たり前になっていく。
僕自身、今では“無理しない健康食”が普通になり、むしろ肌が安定しないと不安になるくらいです。
まとめ|肌は「食べたもので作られる」
スキンケアをどれだけ頑張っても、肌荒れが改善しないことってあります。
僕もずっとそうでした。化粧水、美容液、美容医療…いろいろ試しても、なんとなく肌が落ち着かない。
その原因が「毎日食べているもの」にあったと気づけたことは、美容人生の中でも大きなターニングポイントでした。
肌はスキンケアだけじゃなく、食事・睡眠・ストレス・習慣など、内側からの影響を強く受けています。
だからこそ、今日から少しでも食べ方を意識すれば、肌は確実に変わります。
今日からできる、食事改善の3つのポイント
- 「肌に悪い食べ物」を減らすことから始めよう
└ 菓子パン・揚げ物・砂糖入りジュースを“毎日”→“たまに”へ - 腸に優しい食べ物を1日1つ取り入れてみる
└ 納豆・味噌汁・キムチ・野菜・海藻など、選択肢は意外と多い - 完璧を目指さず、続けられるレベルでやる
└ “控える”だけでも肌の変化はしっかり出てくる
肌は、毎日ちょっとずつ生まれ変わっています。
だから、今日の食事が1ヶ月後の自分の肌を作る。
そう考えると、1日1食だけでも見直す価値があると思いませんか?
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